【演題】
日本外交の現状と展望:真の安全保障とは:両手の外交を!

【講演者】
山中 燁子 (やまなか あきこ) 氏

ケンブリッジ大学チャーチルカレッジ上席客員研究員。前衆議院議員、外務大臣政務官、外務委員会理事、女性局長、国防委員会会長代理等を歴任。日本国際問題研究所評議員、日本国際平和研究所研究顧問、英国外務省Wilton Parkプログラムアドバイザーなどを務める。また、北海道大学大学院客員教授として、「国際交渉戦略論」を担当。現在も千葉商科大学サイエンスアカデミー特認教授を務める。その間、オックスフォード大学セント・アントニーズ上席客員研究員、米国CSIS(戦略国際問題研究所)上席研究員、ハーバード大学客員研究員及び英国王立問題研究所客員研究員などを歴任。さらに、ドイツ外交協会、ストックフォルム環境研究所、ロシア科学アカデミーなどで研鑽を積む。著書は「夢ある未来:人間の安全保障」「Think, or Sink: 予防国家論」等多数。

【講演要旨】
今回のセミナーではまず日本がおかれている状況を理解するという意味で、世界の潮流と日本の特性について確認するところから始めます。その上で、国家の安全保障、テロ、海賊や PKO (平和維持活動)などの観点から、安全保障という概念が伝統的なものから非伝統的なものへとどう変遷してきたかについてお話します。この総体的な枠組みをもとにみなさんと共有したいのは水、食料、エネルギーの安全保障と PBO(平和構築活動)に基づいた人間の安全保障の再定義の必要性についてです。同時に 、この新しい人間の安全保障の考え方から派生する予防国家論、つまり自然及び人為的災害に対する準備、危機管理、復興について国家が内政・外交を通して果たすべき役割についても考えていきます。今回は新政権ができて間もないということもありますので日米関係(普天間問題)、領土問題(中国、ロシア、韓国)、経済・貿易問題(産業の空洞化、円高、 TPP, FTA, EPA )、核の問題(北朝鮮等の核兵器、原発による放射能問題)など、野田政権が実際に直面している外交問題についても後半のディスカッションのもととなる情報を提供できたらと思っております。

次の世代を担う皆さんに、是非、国際社会の現状認識に立脚した、日本の国家像、そして、国際社会における日本のアイデンティティについて議論していただきたいとの思いです。

【日時】
2011年12月3日(土) 19:00開場、19:30講演開始

【場所】
Wolfson College, Bredon House, Old Combination Room
Address: Wolfson College, Barton Road, Cambridge CB3 9BB
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=Wolfson+College,+Barton+Road,+Cambridge+CB3+9BB&sll=36.5626,136.362305&sspn=47.929672,78.662109&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&hq=Wolfson+College,+Barton+Road,+Cambridge+CB3+9BB&hnear=&radius=15000&ll=52.198401,0.100937&spn=0.018123,0.038409&t=m&z=15&cid=7073507479946906158&iwloc=A

※会場のOld Combination Room は、下記Wolfson College の地図上でBredon Houseと書かれたところにあります。Poters Lodge 前を通過し、Club Room内を突っ切って右側廊下に入ったところ、右手側の部屋です。

http://www.wolfson.cam.ac.uk/tour/

【会費】
会員 無料、非会員 (学生:2ポンド 非学生:3ポンド)