【題名】
Cosmology~宇宙の考古学~

【発表者】
山本慧 (Applied Maths & Theoretical Physics)

【日時】
2010年12月4日(土) 19時30分~

【場所】
Wolfson collegeのOld Combination Room
http://www.wolfson.cam.ac.uk/tour/
リンク上のOCR表記された部屋


【発表要旨】
宇宙の成り立ちについては、世界各地の文明あるいは宗教が古くは数千年の昔から論じてきたとされていますが、西洋科学の意味で宇宙を議論することが可能になったのは20世紀に入って物理学の基礎理論と天文観測の技術が高度に発展してからのことです。自然科学の中でも最も原始的な問いの一つと思われる宇宙の成り立ちについては、このような歴史的背景もあってか、ドラマテッィクな言葉だけが先行して科学的な教養としての理解は比較的立ち後れているように見受けられます。今回のトークでは、ビッグバンという言葉の物理学における意味と物理学者がそれを信じる根拠を、詳細な数学に立ち入らない範囲で、明確にしていこうと思います。宇宙論が実験検証された物理学に基づいて時間を過去にさかのぼってきた歴史をふまえて、ビッグバン理論の後に残された問題と素粒子論との関わりを紹介します。

【会費】
会員 無料、非会員 (学生:2ポンド 非学生:3ポンド)